北海道の長い冬を越え、色鮮やかな春の到来を告げる浦河桜まつり。
3kmに渡り約1,000本のエゾヤマザクラが立ち並ぶ「優駿さくらロード」の桜トンネルが楽しめます。
約1,000本ものエゾヤマザクラが織り成す桜のトンネル「優駿さくらロード」を進んだ中ほどにある、うらかわ優駿ビレッジAERU中庭特設会場で毎年桜の見ごろを迎えるタイミングに合わせて開催しています。
ウニの販売やカニ鍋の無料配布、地元飲食店などによる地元食材を使った飲食ブースの出店の他、各種ステージショーを楽しめることはもちろん、鑑賞ツアーやハンドメイドワークショップ、桜並木ライトアップなど見どころが盛りだくさんです!
語りつくせぬ魅力いっぱいの「浦河桜まつり2022」、今年の春は思い切って足を延ばしてみませんか?
目次
浦河桜まつり2022の基本情報
開催期間
2022年5月上旬
場所
うらかわ優駿ビレッジAERU
〒057-0171 北海道浦河郡浦河町西舎141-40
本数
エドヤマザクラ約1,000本
開園時間
優駿桜ロード 24時間
料金
無料
休園日
無し
出店
約10~20店
営業時間
10時~18時
※数量限定で、カニ鍋など地元グルメ無料配布あり
ライトアップ
18時半~21時(桜まつり開催日から1週間程度実施)
アクセス
【車】
札幌方面から:日高自動車道(無料区間)日高厚賀ICから国道235号線経由→所要時間 約1時間半
帯広方面から:帯広・広尾自動車道(無料区間)忠類大樹ICから国道236号線経由 →所要時間 約1時間半
【公共交通機関】
JR日高幌別駅からタクシーで約10分(徒歩約40分)
※無料シャトルバス運行している場合もあり。詳しくはHPで
問い合わせ先
浦河観光協会
連絡先
0146-22-3200
公式サイト
駐車場
- あえる体験農園側駐車場 約370台収容
- 西舎生活館駐車場 約500台収容
禁止事項
- 火気厳禁
- 所定喫煙スペース以外での喫煙は原則禁止
- 駐車指定場所以外への駐停車禁止
- ドローン飛行は原則禁止(別途事前許可必須)
浦河桜まつりの開花状況・見頃時期
まだ、2022年の開花予報は出ていませんが、例年5月初旬に開花し中旬にかけて満開となっています。
浦河桜まつりの見どころ
道内外の人たちに浦河の魅力と桜並木の美しさをもっと知ってもらおうと、2004年4月に浦河町民からの公募で名づけられたのが「優駿さくらロード」です。
その名の通り、約3kmにわたっての桜のトンネルと周辺に広がる競走馬の牧場、濃い桜色のエゾヤマザクラと抜けるような青い空の景色だけでも綺麗です。さらに鮮やかな緑の牧草と活き活きとした競走馬たちが加わることにより、ここ浦河でしか見ることのできない風景が360℃に広がります。
また、ライトアップされると奥まで続く桜並木が幻想的に浮かび上がります。
蹄鉄や桜の木をつかったワークショップや、カニやウニなど新鮮な海産物をはじめとするグルメ販売も大人気です。
「北海道の桜」と「北海道の食」を贅沢に味わうことができるのは最大の魅力かと思います。
浦河桜まつりの混雑状況
例年約1万人の観光客が訪れる浦河桜まつり。
車内からも桜のトンネルを楽しむことができるため、車で来園する人が非常に多いので周辺道路は混み合います。
早めの時間の出発で比較的混雑はかわせることができます。無料駐車場の収容台数は多いので、停められなくて困るということは無いでしょう。
浦河桜まつり周辺のオススメスポット3選
1.うらかわ優駿ビレッジ「AERU」
住所:〒057-0171 北海道浦河郡浦河町西舎141-40
TEL 0146-28-2111
オススメポイント:優駿さくらロードの由来ともなった施設で、乗馬体験や牧場見学などの他にも、宿泊や温泉入浴に地元食材を使用したレストランも楽しむことができます。
有名な引退競走馬も放牧されているので、競馬好きであればなお必見です。
2.オロマップ展望台
住所:〒057-0173 北海道浦河郡浦河町上杵臼
オススメポイント:日高と十勝を結ぶ天馬街道(国道236号)沿いにある展望台で、天気に恵まれると海まで見渡すこともできます。
桜の時期は、眼下に広がる牧場風景と相まって感動的な景観を楽しむことができます。夕暮れ時には、太陽が北海道の広大な大地に吸い込まれるように沈んでいく様子はとてもロマンチックです。
3.JRA日高育成牧場
住所:〒057-0171 北海道浦河郡浦河町字西舎535-13
TEL 0146-28-1211
オススメポイント:日本中央競馬会 (JRA) の競走馬育成および生産を行う施設で6月からにはなりますが、競走馬の訓練の様子やコースなどを見学できるツアーが大人気です。前日までの電話予約が必須となりますのでご注意ください。
桜まつりの季節が見学ツアーこそ行っていませんが、百年さくらと長寿桜といった歴史感じる力強い古木桜を見ることができます。
ここもオススメ
“百年さくら”と“長寿桜”
JRA日高育成牧場敷地内メモリアルホール前で一際力強く桜の花を咲き誇らせているのが「百年さくら」。 明治40幾年、日高種馬牧場の建物や放牧地の周囲に防風林や鑑賞木として桜などが植樹されました。この桜はその頃に植樹された桜の名残で、樹齢は100年以上と推定されることから「百年さくら」と呼ばれました。 また、西舎桜並木「優駿さくらロード」の開花の基準木ともなっています。
同施設の道一本挟んだ西側にある展望台の近くに、一際枝張の広がった双幹木のエゾヤマザクラの古木があります。根元から絡み合った互いの幹が夫婦のように支え合い長生きしているところから、いつしか「長寿桜」と呼ばれるようになりました。
どちらの桜の木も優駿さくらロードのような華やかさこそありませんが、長い時間を経た風格のようなものを感じることができ人気のスポットです。
さいごに
数多くの名馬を生み出した競走馬のふるさとでもある自然いっぱいの浦河、また海と山に囲まれさまざまな食材にも恵まれており、競馬好きではなくとも存分に楽しむことができます。
「優駿さくらロード」の名の通り、美しい桜並木と愛くるしくも逞しい競走馬たちの共演はここでしか見ることができない絶景です。
美味しい食材もたくさんあるので、目でも舌でも楽しめる浦河へ遊びに来てみませんか?