
大阪市天王寺区にある四天王寺は、593年に聖徳太子によって建立された、大きなお寺で和宗の総本山です。
1400年以上もの歴史のある、由緒ある寺院ですね。
度重なる戦火や災害に見舞われて、多くが焼失していますが、現在の建物は飛鳥時代の創建当時の様式を忠実に再現。
古代の建築様式が残っているという貴重な場所でもあります。
その広さはなんと、甲子園球場の約3倍!
境内の中には重要文化財などもあり、地元でも親しまれています。
そんな四天王寺も初詣には約10万人の人手がある人気のスポット。
今回はそんな『四天王寺の初詣2022』の混雑状況や、アクセス情報などをご紹介していきたいと思います。
目次
四天王寺 初詣2022の基本情報
◆参拝時間:お堂の外からだと終日
◆住所:大阪府大阪市天王寺区 四天王寺1-11-18
◆アクセス:
<電車>
・地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩5分
<車>
・阪神高速14号松原線天王寺出口から府道30号を夕陽丘方面へ車で1km
◆ご利益:開運招福、商売繁盛全 、交通安全、厄除け、病気平癒
◆ご本尊:救世観世音菩薩
◆人出数:例年約10万1000人
四天王寺のご利益・パワースポットの情報、由来など
四天王寺は大晦日に先着順で除夜の鐘をつけるというイベントがあり、人気を集めています。先着108名なのでそちらに参加したい方は早めに着くようにしておいたほうがいいでしょう。
ただ108番までに入れなかった場合は、元旦になってから3時頃まで「開運の鐘」と「招福の鐘」を自由につくことができます。
もし除夜の鐘を逃してしまったら、そちらを鳴らしてみてください!
そして四天王寺では、毎年1月3日の午前10時から元三大師堂で元三大師合格祈願法要を行っています。
受験生のご家族の方は、こちらに参加されてみてはいかがでしょうか。
その他平成29年1月1日~2月5日までの間は新春名宝展が開催。
普段は拝観する機会が少ない四天王寺の国宝・重要文化財などを見ることができます。
国宝 扇面法華経冊子(1月1日~15日特別展示)や聖徳太子に関係する品々が展示されていますので、初詣の際は一緒にこちらも拝観されることをオススメします!
屋台なども出ていて、賑やかな年明けの光景ですね。
ライトアップされた建物も幻想的できれいですので、除夜の鐘を狙って早めに行ってみるのもオススメです。
四天王寺 初詣の混雑情報
やはり混雑するのは、除夜の鐘をつける大晦日から元旦にかけての時間。
三が日も混みますが、身動きが取れないほどの混雑というわけではないので、意外と穴場の初詣スポットです。
24時間は入れるので、とくに除夜の鐘を狙っている方以外は、朝早い時間などが他の時間よりも空いています。人混みを極力避けたい方は、そのあたりの時間を狙うのがオススメです。
駐車場は公式のHPでも近所のコインパーキングを紹介しています。そちらは34台ほど。
公共交通機関でのお越しのほうがスムーズかもしれません。
四天王寺 周辺のおすすめスポット3選
①天王寺公園
住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
オススメポイント:
明治42年に開園された、歴史のある公園です。公園内には茶臼山や市立美術館があり、のんびりすごすのには最適の場所。
エントランスエリアの「てんしば」もオープンしていて、いろいろ楽しめるスポットとなっています。
②新世界
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東
オススメポイント:
これぞ大阪!といった光景が広がる新世界。
通天閣も年中無休なので初詣の帰りに少し足をのばしてみてはいかがでしょうか。
通天閣には足の裏をなでるとご利益があるというビリケンさんもいます。
③スパワールド 世界の大温泉
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-24
オススメポイント:
温泉や岩盤浴、プールなどの施設が充実している大温泉スパワールド。
月によって男女入れ替わるヨーロッパゾーンとアジアゾーンは、それぞれ違った魅力がありどちらも堪能したくなる温泉です。
初詣の帰りに、リラックスしに行くにはもってこいの場所。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
大阪でも人気のスポット天王寺にある、由緒ある寺院です。
聖徳太子ゆかりの場所でお参りをして、国宝や重要文化財を拝観するという初詣、というのも新しい一年の始まりに味わうにはぴったりの初詣になりそうですね!
受験生が身内にいる方は、合格祈願法要にぜひ参加してみてください!
1月の四天王寺にはそれ以外の行事もありますので、
気になる行事に合わせて参拝されるのもいいかもしれませんね。
都会の中にある、由緒あるお寺で素敵な一年になるよう、お参りされてみてはいかがでしょうか。