
クリスマスシーズンになると
- 「サンタクロースって本当にいるの?」
- 「どうせ、パパかママがこっそりプレゼント置いてるんでしょ?」
- 「友達にサンタなんていない、って聞いたけど。本当なの?」
と子供に言われて、どう答えようか困りませんか?
大人になるとサンタなんていない、と分かっています。
でも、子供に対してどう説明したらいいか、悩みますよね。子供の夢を壊していいものか、とはいえ現実も教えてあげた方がいいし・・。
ということで、本当にサンタクロースって実在しないのか。さらに、サンタクロースといえば欧米のおじさんのイメージだけど、日本人のサンタクロースっていないのか、調べてみました!
目次
どうやら公認サンタクロースがいるらしい⁉︎

という疑問から、調査を進めていくと北極近くにある世界で一番大きな島「グリーンランド」に、長老サンタクロースが住んでいることを突き止めました。
昔は一人で世界中の子供たちにプレゼントを配っていましたが、それも難しくなってきたので、1957年に「グリーンランド国際サンタクロース協会」を設立し、長老サンタのお手伝いを募りました。
協会主催の資格試験に合格すると、『公認サンタクロース』として認められ、長老サンタと一緒に活動することができます。
サンタクロースの活動は?
子供たちへのプレゼント
ご存知の通り、クリスマスになると子供たちにプレゼントを届けに行きます。
世界サンタクロース会議
毎年7月にデンマークの首都コペンハーゲンにて、世界サンタクロース会議が行われます。良い子、悪い子の審査や、時代背景にあわせたプレゼントを検討しています。
公認サンタクロース(資格取得者)って、何人いるの?
世界会議が行われるということからも、公認サンタクロースは何人かいるようです。
いま現在、世界中では180名ほどの公認サンタクロースがいて、活動しています。
アジア圏では唯一、日本人が1名、公認サンタクロースとして認定されていて、「グリーンランド国際サンタクロース協会」の日本支部が設立されています。
🌐世界中から🇩🇰デンマークに集まった🎅サンタさんたちは、ガチの煙突登りを含む過酷なレースに出場。今年は🇨🇦カナダのサンタさんが優勝しました。🇯🇵日本のサンタさんの成績は聞かないで下さい、、、、😓 pic.twitter.com/zPz3pVvtf2
— パラダイス山元🎅🏻🎅🎅🏿 (@mambon) 2017年8月4日
日本人の公認サンタクロースって誰?
吉本興業所属の『パラダイス山元』さん、がアジア圏で唯一の公認サンタクロースです。
パラダイス山元さんはマンボミュージシャンであり、タモリさんから「芸能界で餃子を作らせたら一番上手!」と言われるほど、餃子通としても有名です。
1998年にグリーンランド国際サンタクロース協会の試験を見事合格し、公認サンタクロースに認定されました。
🌐グリーンランド国際サンタクロース協会🎅公認サンタクロースが、午前0時をお知らせいたします。ついでに暑中お見舞申しあげます🌻 pic.twitter.com/T6Bv9ZOKZS
— パラダイス山元🎅🏻🎅🎅🏿 (@mambon) 2017年8月4日
サンタクロースの公認試験の内容は?
受験の条件
- 結婚していること
- 子供がいること
- サンタクロースとしての活動経験があること
- サンタクロースとして、ふさわしい体型であること(衣装、装備込みで体重120kg以上)
試験内容
正装での移動
自宅から試験会場までサンタクロース姿で移動しなければなりません。
①体力測定
はしごで高さ2.8メートルの煙突に登り、煙突から暖炉に降り、モミの木の下にプレゼントを置くこと!
暖炉上のクッキー6枚、牛乳568mlを完食し、暖炉から煙突を通り、脱出!
はしごで煙突から降りたら50mダッシュでゴールへ!
ここまでが制限時間2分以内です。
②長老サンタクロースとの面接
体力測定で2分以内にゴールした中から、さらに上位2名だけが、この「長老サンタクロースとの面接」に進めます。
面接では英語かデンマーク語にて自己紹介をしなければなりません。語学堪能であることも、サンタクロースの必須条件ということですね。
③身だしなみ、装備品の審査
出身地の伝統や風習に基づいた自作の衣装であること、がチェックされます。
自作であること、という条件があるので、楽天やAmazonで購入した衣装では不合格とされるかもしれません。
④宣誓文の読み上げ
宣誓文は古文で書かれています。それをサンタ語?である「HO HO HO」で全て読み上げなくてはいけません。
そして面接に参加している公認サンタ全員が納得するまで、合格とは認められません。
ここまでくると知識、技術というより、思いの強さが相手に伝わるかということでしょうね!
ここまでの試験科目をクリアすると、ようやく公認サンタクロースとして認められます。予想以上に難しい試験ですね・・・。
まとめ
ということで、冒頭の子供からの質問に戻ります。
「パパ、サンタクロースって本当にいるの?」
「いるよ!世界中にサンタさんはいるし、日本にもいるんだよ!」
これが僕の答えです。
今回の記事を読んでサンタクロース試験に興味が出てきましたが、まずは体重120kgというのがかなりハードルが高いですね・・・。