冬の夜空を彩る光の祭典、それが「仙台光のページェント」です。
このイベントは、仙台市の冬の風物詩として毎年多くの人々を魅了し続けています。
2023年の仙台光のページェントは、以前の年と比べても特別な輝きを放つことが期待されています。
その理由は、新たな技術の導入や、これまで以上に多彩なプログラムが計画されているからです。
光に包まれた仙台の街並みを通じて、訪問者に特別な体験と心温まる思い出を提供することを目指しています。
仙台光のページェントの基本情報
開催日時 | 2023年12月8日(金)~25日(月) |
点灯時間 | ・月~木曜/19:00~22:00 ・金、土曜/18:00~22:00 ・日曜/18:00~21:00 |
場所 | 仙台市青葉区一番町 定禅寺通り |
アクセス | <電車・バス> ・仙台地下鉄定禅寺通り駅から徒歩1分 ・仙台駅からシャトルバスで50分(仙台駅からページェント会場を周遊するバスです。) <車> ・宮城ICから定禅寺通りへ車で15分 |
人手数 | 250約万人 |
駐車場 | 無料の駐車場はなし |
公式サイト | SENDAI光のページェント |
仙台光のページェントとは?
仙台光のページェントは、毎年12月に開催される、光に包まれた幻想的なイベントです。
この祭典の起源は1980年代にさかのぼり、仙台市民や訪問者に冬の喜びと明るさをもたらすことを目的として始まりました。
街中のケヤキ並木が数十万の電球で飾られ、まるで夜空に星が降り注ぐかのような光景を作り出します。
年々、その規模と輝きを増している仙台光のページェントは、国内外から多くの観光客を引き寄せています。
このイベントは、ただの光の祭典を超えて、仙台の文化やコミュニティの結束を象徴するものとなっており、市民にとっても大切な年中行事です。
とくに、冬の寒さを温かい光で包むことで、人々の心を明るく照らし出す役割を果たしています。
点灯場所
主要な点灯場所は、仙台市の中心部に位置する定禅寺通りです。ここでは、ケヤキの木々が光のトンネルを形成し、訪問者を幻想的な世界へと誘います。
これらの場所は、冬の夜を明るく照らし、訪問者に特別な時間を提供します。
仙台駅周辺では、駅ビルや周辺の商業施設が連携して、一帯を光の海に変える予定です。
これにより、訪問者は仙台駅を降りた瞬間から、光のページェントの魅力を感じることができるようになります。
市内の商業施設では、それぞれ独自のテーマで装飾され、ショッピングや食事の合間にも楽しめるようになっています。
開催期間とスケジュール
仙台光のページェント2023年の開催期間は、12月初旬から年末にかけての約1ヶ月間です。
具体的な日程は、12月8日(金)から始まり、25日(月)まで続きます。
この期間中、毎晩、点灯が行われ、冬の夜を美しく彩ります。
また、開催期間中には様々な関連イベントが予定されており、クリスマスマーケットや音楽イベントなどが楽しめます。
これらのイベントは、光の祭典を一層盛り上げます。
とくに、週末には地元アーティストによるライブパフォーマンスや、地元の食品を販売するマーケットが開催され、地域の魅力をさらに引き立てます。
また、点灯式の日には、特別なゲストを招いてのセレモニーが行われ、祭典の開幕を盛大に祝います。
仙台光のページェントは、単に美しい光の景色を提供するだけでなく、音楽や食、地域文化の魅力を結集させる場としても機能しています。
仙台光のページェントの見どころは?
ご覧のように、仙台を象徴するケヤキ並木が、ライトで輝きそのまばゆさに目を奪われるほどの迫力!
この「仙台光のページェント」は毎年12月から約3週間の間行われるイベントで、期間中は約250万人が訪れ、このイベントの魅力を堪能しています。
このケヤキ並木は700メートル続き、全部で約60万個のLEDライトで飾られています。
ライトは一色。色で見せるきらびやかさとは違い、単色で見せる違った意味での輝かしさと荘厳さは圧巻!
通りの真ん中は歩道になっているので写真を撮ったり、この光景を目に焼き付けながらのんびり時間をかけて歩いて欲しいです。寒い仙台の冬を明るく照らすだけでなく、温かく演出してくれるこのイベントは来る価値がありますよ。
そしてこちら定禅寺通りには、仙台の歓楽街「国分町」も面していて、イルミネーションを楽しんだ後は、美味しい夕食、仙台の味を堪能することもできます。
アクセスと観光情報
アクセス方法
仙台へのアクセスは、新幹線や飛行機、バスなど多様な手段があります。
東京からは新幹線で約2時間、大阪からは飛行機で約1時間半で到着します。
仙台駅からは、市内交通機関を利用して容易にイベント会場にアクセスできます。
近くの観光スポットやおすすめの食事処
仙台市内には、伊達政宗公の歴史を感じられる仙台城跡や、自然豊かな定禅寺通りなど、観光スポットも豊富にあります。
また、仙台は牛タンや笹かまぼこなどのグルメも有名で、食の楽しみも充実しています。
特に、定禅寺通り沿いにはおしゃれなカフェや個性的なショップが並んでおり、仙台光のページェントを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
さらに、仙台市博物館や東北大学植物園など、文化的にも豊かな施設が多く、光のページェント以外にも楽しめる要素が満載です。
冬の時期には、仙台港から出航するクルーズ船で、海からの夜景も楽しむことができます。
観覧のヒント
人混みを避けるためのヒント
仙台光のページェントを楽しむためには、混雑を避けるための計画が重要です。
平日の夜や点灯直後の時間帯は比較的空いているため、ゆっくりと光景を楽しむことができます。
イベントを楽しむためのアドバイス
また、温かい服装で訪れることをお勧めします。
仙台の冬は寒く、特に夜間は気温が低下するため、防寒対策は欠かせません。
さらに、カメラやスマートフォンで美しい光景を記録することも忘れずに。
光のページェントは夜のイベントなので、低照度での撮影に適したカメラ設定や三脚の使用を検討すると良いでしょう。
また、人混みの中での移動は大変ですので、事前にトイレや飲食店などの場所を把握しておくと安心です。
小さな子供を連れていく場合は、混雑時の迷子対策として名前や連絡先を記したタグを携帯させるなどの準備をしておくことが大切です。
仙台光のページェント 周辺おすすめスポット3選
①勾当台公園
定禅寺通り沿いの公園で、仙台市民のオアシス的スポット。
こちらでも、ライトアップされたトンネル、オブジェなどきらびやかなイルミネーションが楽しめます。
また期間中は立ち飲みで美味しいビールや軽食を楽しめるスペースも。もちろん仮設の建物の中で、暖かい環境です。
②青葉城跡
残念ながらお城はないのですが、石垣と大手門脇櫓(再建されたもの)が残っています。
大きな伊達政宗像の前に立つとそこからは、仙台の街並みが一望でき、政宗公の気分を味わえるかも。
夜にはこの政宗像がライトアップされ、こちらも幻想的で素敵です。
③宮城県美術館
アートに興味のある方ならぜひ立ち寄っていただきたい美術館。
常設展、特別展も定期的に行われていて思いがけない展示に出会えるかもしれません。
敷地内は、仙台出身の彫刻家による彫刻が展示されていたり、建物自体もとても美しく見応えがあります。
施設内にはおしゃれなカフェも。
さいごに
2023年の仙台光のページェントは、新たな点灯場所や豊富なイベントで、これまで以上に特別な体験を提供します。
この冬の夜を彩る光の祭典は、家族や友人との素敵な思い出作りに最適です。
仙台の冬の魅力を存分に味わうために、ぜひ仙台光のページェントに足を運んでみてください。
その光の海の中で、新しい思い出を作り、冬の寒さも忘れるほどの暖かさと喜びを感じていただければ幸いです。