最近話題の性格診断、MBTI診断についてご存知ですか？
この診断方法は、有名なアイドルグループが取り組んだことで一躍注目を集めました。彼らの挑戦がきっかけで、エンターテイメント界を中心に大きな話題となっています。
今回は、このMBTI診断を用いて、特に目立つ良い性格と悪い性格のタイプをランキングでご紹介します。
MBTI診断について
MBTI診断は、個々の世界観や意思決定プロセスに注目した自己分析ツールです。
この方法では、人の性格をいくつかのタイプに分けて分析し、それぞれの性格特徴を深く理解することができます。
「社交的か否か」「現実的か直感的か」「論理的か感情的か」「計画的か柔軟か」の4つの基準で性格を16のタイプに分類します。
この分析を通して、自分や他人の性格タイプを理解することで、良好な人間関係を築くための洞察が得られます。
本記事では、恋愛での相性が良いタイプや、対立しやすいタイプについても詳しく解説しています。恋愛のパートナー選びや、対立しやすいタイプとのうまい付き合い方の参考にしてください。
【MBTI診断】性格が悪いとされるランキング
今回は、MBTI性格診断をもとに、挑戦的と評される性格のタイプをお届けします。
これらのタイプがなぜ挑戦的な性格とされているのか、その背景に迫ります。
性格が悪いとされるランキング1位【ENTPタイプ：討論者】
挑戦的な性格の筆頭として挙げられるのは「ENTPタイプ」です。
討論者型とも呼ばれる「ENTPタイプ」の人たちは、活発な議論を生むことで知られています。
彼らは次々に新しいアイデアを創出し、その頭の良さと話術で魅了します。
世界や真実に対する深い洞察力を持ち、多くの人から敬意を集めています。
柔軟な発想で物事を考え、他人との対話や議論を通じて理解を深める能力に長けています。
ただし、自身と同じレベルの思考を他人にも求める傾向があり、束縛を嫌う自立心も強いです。
社交的かつユーモアがある一方で、真面目で厳格な面も持ち合わせ、自分や他人に厳しいことが見え隠れします。
自分らしさを重視し、周囲に合わせるのが苦手なため、時には自己中心的だと受け取られることもあります。
独自のルールに従うため、日常的なルーチンや事務作業は得意ではありません。
このため、得意でない仕事を先延ばしにすることがよくあります。
自分の意見を持つことは良いことですが、相手の意見も尊重し、押し付けないことが重要です。
「ENTPタイプ」の人は、周囲とのコミュニケーションを通じて、自己中心的でない、意見を持った自立した人物として認識される可能性が高いです。
性格が悪いとされるランキング2位【ISTPタイプ：巨匠】
性格に課題を抱えるタイプの中で、2位にランクインするのが「ISTPタイプ」です。
この「ISTPタイプ」は、通常「独創的な探求者」と呼ばれ、新しい情報や知識を追求するのが好きな性質を持っています。
単独で作業を行ったり、親しい人々と深い時間を過ごしたりすることを好み、他人との密なコミュニケーションよりも自立して物事を進めることを選ぶことが多いです。
彼らは、特定の仕事やプロジェクトのアイディアよりも、客観的な事実や詳細に着目する傾向があります。
感情よりも事実に基づいた論理的な分析を重視し、鋭い洞察力で効率的に物事を進めるのが得意です。
手先が器用で、技術的な作業や機械の操作に適しているため、しばしば技能者型と評されます。
決まった枠組みに囚われず、柔軟に対応する能力がありますが、日々の繰り返しのルーチンワークには飽きがちです。
新しいチャレンジへの興味が強く、リスクを伴う新しい試みにも積極的ですが、同時に慎重で冷静な判断力も持ち合わせています。
「ISTPタイプ」が性格上の課題を持つと言われる主な理由は、感情表現が苦手で、時に無愛想に見られることがあるからです。
新しいことへの関心を持ちつつも、その考えを周囲と共有しないため、自己中心的と見なされがちです。
その広い視野とコミュニケーション不足が誤解を引き起こしやすいですが、積極的に周囲とコミュニケーションをとり、自分の考えをオープンにすれば、周囲の理解が得られやすくなるでしょう。
性格が悪いとされるランキング3位【ESTJタイプ：幹部】
性格的な課題を持つタイプの中で、第3位に位置するのが「ESTJタイプ」です。
「ESTJタイプ」、通称統率型は、目標志向が強く、積極的な姿勢で目標を追求する性格を持っています。
彼らは組織やチームを率いるのに向いており、自然とリーダーの役割を果たすことが多いです。
現実的な思考でデータや事実に基づく決断を得意とし、迅速な判断が特徴的です。
効率的かつ迅速に仕事を進める能力が高く、社交性も兼ね備えているため、管理職に適していると考えられています。
誠実で冷静な判断ができるため、多くの人からの信頼も厚いです。
ただし、時に他人への厳しい態度が強すぎると感じられ、恐れられることもあります。
このタイプが抱える課題は、厳格すぎる態度や他人への恐怖感の与え方にあると言えます。
伝統や規則を尊重し、頑固で柔軟性に欠ける側面も持っています。
その結果、場の空気に応じた柔軟な対応が難しく、融通が利かないと見なされることがあります。
伝統や規則を大切にする姿勢は重要ですが、周囲の状況に合わせて適切な対応をすることが求められます。
他人に注意をすることは良いことですが、過度に厳しくすると人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。
相手の立場を考慮しながら接することで、より良い人間関係を築くことが期待できます。
性格が悪いとされるランキング4位【INTJタイプ：建築家】
性格に課題を抱えるタイプの中で、第4位は「INTJタイプ」です。
「INTJタイプ」は、戦略的思考家型として知られ、論理的かつ鋭い洞察力が特徴です。
独創的なアイディアを生み出す能力と完璧を求める性質から、興味のある領域に深く没頭する傾向があります。
個人で黙々と作業を進めることを好み、グループ活動よりも単独での作業を選ぶことが多いです。
「INTJタイプ」がコミュニケーションに課題を持つとされるのは、話すことが得意でなく、人と距離を置くような印象を与えがちだからです。
知的な議論や深い話題を重視し、職場などでは選ばれた人々とのみ親密な関係を築きます。
他人との関わりを避けているわけではないものの、コミュニケーションの難しさから誤解を受けやすく、時には無愛想と見られることがあります。
高い目標を持ち、困難な課題に取り組むことを得意とし、職務において高い成果を上げる能力があります。
しかし、他人に対して厳しい態度を取ることも多く、周りから恐れられることがあります。
自分自身に自信を持ち、厳格な一面がある一方で、他人にも同様の厳しさを求めることがあり、高慢な印象を与えることも。
「INTJタイプ」の人は、独創性と完璧主義を活かしつつ、周囲との誤解を防ぐための配慮が必要です。
単独での努力は価値がありますが、時には他人のサポートを受けることも大切です。
また、自分の完璧主義を他人に押し付けず、柔軟なコミュニケーションで周囲との関係を築くことが、スムーズな人間関係の鍵となります。
性格が悪いとされるランキング5位【ENTJタイプ：指揮官】
性格上の難点があるタイプで、5位に位置するのが「ENTJタイプ」です。
「ENTJタイプ」は人口の約4％を占め、特に男性に多い特徴があります。
このタイプは指揮者型として知られ、グループをまとめ上げるリーダーシップに長けています。目標設定に自信を持ち、それを達成する環境での成功が得意です。
創造力が豊かで、長期的な計画を立てて実行に移すのが得意。目標を掲げたら、それを達成するために精力的に取り組む特性があります。
「ENTJタイプ」の人が否定的な評価を受ける原因は、過度な自信や傲慢と見なされることです。
自信満々で堂々としていることから、時折傲慢や自己中心的と捉えられることがありますが、実際には公平性や合理性を大事にしています。
戦略的思考を重視し、問題が生じた際には論理的で多角的な視点で解決策を見出します。
しかし、自分の意見が他人を傷つけることがあるのも事実です。
理論的な判断が得意で感情的な議論に苦手意識があるため、時には自分の意見を強く主張しすぎてしまい、他人を傷つけることがあります。
良いアイデアも、言い方一つで受け入れられないことがあるため、伝え方を考えることが大切です。
自分の考えを率直に述べることは重要ですが、発言の方法を工夫することで、もっと良い人間関係を築くことができるでしょう。
【MBTI診断】性格が良いとされるランキング
これまで、性格に難点を持つタイプにスポットを当ててきましたが、今度は性格が良いとされるタイプを見てみましょう。
どのような特性を持つタイプが、好意的に評価されるのでしょうか。
性格が良いとされるランキング1位【ESFJタイプ：領事】
最も秀でた性格特徴を持つとされているのが、「ESFJタイプ」です。
この「ESFJタイプ」は、親しみやすい領事官型としても知られています。
このタイプが高い評価を受ける理由は、温かく、人懐っこい性格にあると言えます。
「ESFJタイプ」は外向的で、計画的かつ協調性があり、誰に対しても優しく接することができるのが特徴です。
深い思いやりを持ち、困っている人を見過ごせない優しい心の持ち主です。
そのため、さまざまな年齢層や性別にわたって信頼され、愛されています。
また、その場の雰囲気を読むのが得意で、彼らがいると場が自然と明るく和やかになります。
ムードメーカーとしての役割を果たし、ただいるだけで周りに安心感を提供します。
しかし、感受性が強く、小さなことに心を痛めることもあります。
周囲の評価に敏感で、断りたくないことでも受け入れてしまうことが多いです。
周囲に合わせすぎるとストレスが溜まることもあるため、自分の感情に正直になり、自分らしく行動することも重要です。
性格が良いとされるランキング2位【ISFJタイプ：擁護者】
性格が良いとされるタイプの中で第2位に選ばれているのが、「ISFJタイプ」です。
「ISFJタイプ」は、自己犠牲的で心優しい性質を持ち、他人をサポートし、助けることに喜びを感じるタイプです。
擁護者型としても知られており、他人に対する深い配慮と優しさが特徴です。
彼らは他人のために力を尽くすことに幸福を見出し、自己の利益よりも他人の利益を優先します。
その行動は控え目であり、自分の行為を誇示することはありません。この謙虚さが彼らの評価を高めています。
内向きな性格ながら、他人の感情や状況に対する鋭い感受性とコミュニケーション能力を兼ね備えています。
しかし、他人を優先し過ぎることで、自分自身の負担が意図せず増加することもあります。
人の反応を気にし、断ることが苦手なため、無理を重ねてしまうことも。
自分の心身を大切にし、他人との関係性で自分を見失わないように、バランスの取り方に注意が必要です。
性格が良いとされるランキング3位【INFJタイプ：提唱者】
性格が良いと広く評価されているタイプの中で、3位に位置づけられているのが「INFJタイプ」です。
「INFJタイプ」は、理想を追い求めるタイプであり、その誠実さと強い責任感が特徴です。
「INFJタイプ」の人々が好評価を得る理由は、他者への献身的な姿勢にあります。彼らは「他人を助けたい」という強い動機を持ち、自分のことを二の次にしてでも他者の支援を惜しまない傾向があります。
他人を励ますと同時に、自分自身も熱心に取り組む姿勢で目標に向かいます。
外見上は控えめで内向的に見えることが多いですが、内面には強い情熱を秘めています。
自らの意見や感情を口に出すことは少ないですが、他人の気持ちや動機を敏感に察知し、それに適切に反応する能力があります。
人間関係の構築においては、周囲への配慮が行き届いていると言えるでしょう。
また、多くの事柄を同時に進めるよりも、一つずつ丁寧に取り組むスタイルが得意です。
問題に直面した際には、独自のアプローチで解決策を見つけ出し、周囲を驚かせることがあります。
しかし、理想を追い求めるあまりに時に突進してしまい、自分の考えに柔軟性を欠くこともあります。
情熱的な取り組みと同時に、過度なストレスや燃え尽き症候群に陥りやすい側面も持っています。
他者への配慮が得意なだけに、自己を見失わないように気をつけ、バランスの取れた行動を心掛けることが重要です。
性格が良いとされるランキング4位【ESFPタイプ：エンターテイナー】
性格が良いと広く認識されているタイプの中で4位に選ばれているのが「ESFPタイプ」です。
「ESFPタイプ」は、エンターテイナー型として知られており、周りを明るく楽しませる才能に長けています。
その明るさと楽しい性格から、多くの人に好印象を与え、性格が良いと評されています。
人とのふれあいを楽しみ、食事、旅行、ファッションなど様々な体験に興味を持ち、活動的に生活を楽しむ姿勢が特徴です。
社交的で、人との繋がりを重視し、陽気で前向きな性格は周囲に元気を与えます。
常に人々に囲まれ、集団の中で人間関係をスムーズにし、みんなの気持ちを高める役割を担っています。
美的センスに富み、ファッションやインテリアへの関心が高く、新しいことに対する好奇心が旺盛です。
変化を好む性格から、単調な作業や繰り返しの作業には向いておらず、常に新しい刺激を求めます。
衝動的な行動を取りがちで、自己制御が苦手な面もあるため、時には自己管理に注意が必要です。
明るくポジティブな性格は魅力的ですが、必要な時には意志の強さを持って物事に取り組むことが望まれます。
性格が良いとされるランキング5位【ENFJタイプ：主人公】
性格が良いと広く認識されているタイプの中で、第5位に選ばれているのが「ENFJタイプ」です。
「ENFJタイプ」は、主人公型とも呼ばれ、他人に対する情熱的な関わりと利他的な行動が特徴です。
コミュニケーション能力に優れ、野心的な性格を持ち、人口の約2%という希少性を持っています。
自然なリーダーシップと強い影響力で人々を引き付け、自分の考えや意見を率直に表現するのが得意です。
周囲からの信頼も厚く、リーダーとしての役割をしばしば担います。
他者の意見を取り入れながら、目標設定や問題解決を行う能力に優れています。
自身の信念を明確に持ち、それを守り抜く姿勢もこのタイプの特徴の一つです。
他人の感情やニーズを直感的に理解し、チームを統率して目標に向けて導く力があります。
「ENFJタイプ」は、より良い社会作りや変革のために、人々をまとめることに情熱を注ぎます。
リーダーとしての役割を自然に果たし、組織の中核として活躍する能力があります。
チームメンバーの意見に耳を傾け、多様な視点を取り入れることが可能です。
魅力的なカリスマを持ち、周りからの愛情を受けやすい一方で、過剰な気配りが反感を買うことも。
感受性が強く、些細なことに動揺しやすいため、心のバランスを保つことが重要です。
MBTI診断による性格タイプランキングのまとめ
今回は、MBTI診断を基に、性格の良し悪しをランキング形式でご紹介しました。
性格が挑戦的とされるタイプの中で最も上位にランクされたのは「ENTPタイプ」です。
「ENTPタイプ」の人々は、独自の発想と自由な行動が特徴で、従来のルールに囚われない姿勢が、時に自己中心的と見なされがちです。
他にも、「ISTPタイプ」、「ESTJタイプ」、「INTJタイプ」、「ENTJタイプ」なども挑戦的な性格とされています。
これらのタイプに当てはまる方々は、自身の特性をよく理解し、改善に努めると良いでしょう。
一方で、性格がポジティブと評価されるトップには「ESFJタイプ」が選ばれています。
「ESFJタイプ」は、周りへの思いやりと気配りがあり、その存在感だけで人々を明るくする特性を持っています。
その他、「ISFJタイプ」、「INFJタイプ」、「ESFPタイプ」、「ENFJタイプ」も性格が良いとされています。
MBTIの全タイプには、それぞれの長所と短所がありますので、自分のタイプの良い面を見つけ、自己受容を深めることが重要です。
MBTI診断を通して、自分自身の性格や行動パターンを再評価し、自己理解を深める機会にしてみてはいかがでしょうか。