2月に入るとすぐにあるイベントといったら節分。
家で豆まきをしたり、恵方巻きを食べるのもいいけれど、大規模な豆まきのイベントに参加してみるのもなんだかよりご利益がありそうな気がしませんか?
豆まきの後は、お参りしてあらためて今年一年の健康と無事を祈願できる素敵な機会になるはず。
今回は、各所で行われる豆まきイベントの中でも毎年たくさんの人が訪れることで有名な『川崎大師節分会』についてご案内いたします。
川崎大師は、初詣でも毎年たくさんの参拝者が訪れるところ。全国的にも有名な神社ですね。
こちらの豆まきの歴史は長く1912年から続いていると言われています。そして毎年3万袋(1トン)もの豆がまかれるという規模も大きいもの。
福をもらいに「川崎大師」へ出かけて見ませんか?
川崎大師での節分祭!今年の特別ゲストは?
毎年2月3日に繰り広げられる川崎大師の節分祭は、豪華な芸能人のゲスト出演で知られ、常に大きな注目を浴びています。
この一大イベントでは、参加する芸能人の名前は伝統的に事前には発表されず、訪れる人々にとって当日のサプライズとなるのが特徴です。
その結果、2024年の節分祭にどの芸能人が登場するかは、今のところ秘密にされています。
川崎大師における節分祭の豆まき開始時間
節分当日、2月3日には計3回にわたって豆まきイベントが開催されます!
【第1回目の豆まき】 11:30~12:00
【第2回目の豆まき】 14:00~14:30
【第3回目の豆まき】 16:30~17:00
川崎大師は神聖な場所として知られており、豆まきの際には「鬼は外」とは呼ばず、「福は内」とだけ唱えます!
川崎大師節分豆まきイベントの混雑状況予測
関東で初詣客が多い川崎大師は、節分時も多くの人々で賑わうことが予想されます。
毎年、節分豆まき式には大勢、およそ1万人の参加者が訪れます。
ありがたいことに、川崎大師では参加者への細やかな配慮が行われています。
特に「子供や高齢者専用エリア」の設けられているのは大変心強いです。
豆まきイベントでは避けられない身体的な接触がありますが、小さな子供やお年寄りが参加しやすいように配慮されているのは喜ばしいですね。
イベント開始の1時間前には、通常比較的人出が少ないため、その時間帯に到着することをおすすめします!
川崎大師・節分会の基本情報
◆開催日時:2024年2月3日(土)
◆場所:川崎大師 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
◆アクセス:
・京急大師線「川崎大師駅」から徒歩8分
・JR京浜東北線「川崎駅」東口7番バス乗り場から「川23系統、大師行」の川崎鶴見臨港バス「大師」から徒歩8分
◆人手数:約1万人
◆駐車場:700台の無料駐車場あり
◆問い合わせ先:川崎大師平間寺
◆公式サイト:http://www.kawasakidaishi.com/
川崎大師・節分会の見どころは?
川崎大師で行われる節分祭は、伝統に彩られた祭事で、その盛況と熱気は参加者たちに深い印象を残します。
このイベントは、節分の真髄を反映し、あらゆる年齢層の人々に親しまれています。
祭りの主要な見どころは、年男年女が行う豆まき式です。
節分祭の開始は、大本堂での荘厳な儀式から始まります。
ここでは、伝統的な裃を着た年男年女が、「除災招福、開運満足、家内安全」のための大護摩祈願を捧げます。
この祈願は、一年間の不幸を遠ざけ、幸福と繁栄を家庭にもたらすことを目的としています。
祈願後、境内の広いステージで壮大な豆まき式が執り行われます。
これは、見る人も、実際に参加する人も、感動的な体験となります。
豆まき式への参加には事前申し込みが必要で、参加費は70,000円に設定されています。
この参加費には様々な特典が含まれており、参加者には副ます、福豆、特別大護摩札、特別開運金襴守などの授与品が贈られます。
さらに、お祝いの膳や赤飯の折詰も授与され、これらは参加者にとって大変価値ある記念品となります。
これらの特典は、参加者がこの特別な日に受ける祝福の証です。
特にこの年に何か大きなことを成し遂げたいと考えている年男年女にとって、この豆まき式は特別な意義を持ちます。
川崎大師では伝統に則り「鬼はいない」とされ、豆まきの際の唱える言葉は「福は内」とだけ行われます。
これは、境内がすでに清められた空間であるため、鬼を追い払う必要がないという信念に基づいています。
豆まき式は合計3回行われ、多くの人々が参加できるよう配慮されています。
早めに到着し、良い観覧位置を確保することがおすすめです。
そうすることで豆を手に入れるチャンスが増え、この伝統的なイベントを心ゆくまで楽しむことができます。
このイベントは、参加者にとって忘れがたい体験になることでしょう。
川崎大師節分祭:屋台の楽しみとくず餅の魅力
川崎大師節分祭では、多彩な屋台が出店する予定です。
川崎大師へと続く京急大師線「川崎大師駅」から始まる仲見世通りには、さまざまな店舗が立ち並んでいます。
この通りでは、川崎大師の名物であるくず餅やとんとこ飴、揚げ饅頭などのスイーツや、様々な飲食店が賑わいを見せています。
仲見世通りを抜けて川崎大師の境内に入ると、屋台が並びます。
焼きそばや焼きトウモロコシ、ベビーカステラなど、美味しい香りが漂う屋台で、節分祭を満喫することができます。
特に川崎大師で人気のある「とんとこ飴」は、伸ばした飴をリズミカルに切る様子が見どころです。
さらに、特におすすめなのが「川崎大師名物のくず餅」。
もちもちの食感と香ばしいきな粉、濃厚な黒蜜がかかったくず餅は、口福を感じさせる絶品です。
川崎大師を訪れた際は、ぜひこれらの和菓子を味わってみてください。
川崎大師のくず餅には面白い歴史があります。
かつて大師河原村に住んでいた九兵衛が、納屋の小麦粉が濡れたことをきっかけにして生まれた独特の餅です。
この餅に、九兵衛の名「久」と長寿を意味する「寿」を組み合わせ、「久寿餅」と命名されたと伝えられています。
川崎大師節分祭へのアクセスガイド
川崎大師へは、車や公共の交通機関を利用して行くことができます。
節分祭が開催される時期は、周辺の道路が特に混雑するため、公共交通機関の利用をお勧めします。
電車を使う場合
京急川崎駅から京急大師線への乗り換えで、「川崎大師駅」にて下車し、そこから徒歩で約8分です。
【埼玉、千葉、東京から来る場合】JR品川駅で京浜急行線に乗り換えるとアクセスしやすいです。
【鎌倉や横浜から来る場合】は、JR横浜駅で京浜急行線へ乗り換えるのが便利です。
バスを利用する場合
川崎駅東口のバス乗り場から、川崎鶴見臨港バスの大師行きに乗り、「大師」バス停で降りた後、徒歩約8分です。
車で行く場合
首都高速横羽線の大師インターチェンジから約5分、または首都高速川崎線の大師インターチェンジから約1分の場所にあります。
川崎大師節分祭の駐車場情報
川崎大師駅から始まる仲見世商店街は、縁起物やだるま、名物くずもちなどのお店が並び、歩きながら楽しむことができます。
寒い季節のため、車で訪れる方も多いですが、川崎大師の境内にある薬師殿前の駐車場は約100台分ありますが、節分祭の際は使用できないことが多くあります。
そんな時は、少し離れた場所にある、タイの宮殿のような建物が目印の自動車安全祈祷殿近くの、700台収容可能な大きな駐車場が利用可能です。
川崎大師節分会 周辺のおすすめスポット3選
①大師公園
オススメポイント:川崎大師に隣接する大きな公園。野球場やテニスコートなど施設も充実している市民の憩いの場的公園。
中国風の庭園瀋秀園が併設されていて、ここではエキゾチックな雰囲気を感じられます。
②味の素 川崎工場
オススメポイント:おなじみ味の素の国内最大級の工場で、見学ができます。「ほんだし工場見学」では、お土産付きで見学を楽シムことも。売店もあり、味の素キャラクターのアイテムが人気です。
③川崎大師仲見世通り
オススメポイント:川崎大師平間寺 大山門までの150メートルに及ぶ仲見世通り。
お土産にぴったりのものから食べ物屋さんまで27件のお店が並びます。情緒たっぷりの通りです。
さいごに
川崎大師の節分祭では、参拝だけでなく、恵方巻や豆まきなどの伝統行事も体験できます。
地元の美味しい料理を楽しむ機会も豊富にあり、食文化を満喫することが可能です。
また、毎年多彩な芸能人が登場し、豆まきに華を添えるのも、このイベントの特別な魅力の一つです。
この地域には、川崎大師周辺にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ショッピングエリアや歴史的建物、美しい公園など、さまざまなスポットが家族連れや友人同士の楽しい時間を演出します。
初詣のシーズンはもちろん、節分の時期にも新しい発見や楽しみがあります。
節分祭は多くの人々で賑わうため、活気あふれる楽しい雰囲気が特徴です。
是非、川崎大師の節分祭に足を運んで、新たな体験をして、思い出を作ってみてください。