神の国、神話の国といわれる出雲にある出雲大社。
神様をお祀りする神社は数多くありますが、その中心になるのが
大国主大神を祀っている出雲大社です。
旧暦10月には、出雲大社は全国から八百万の神々が集まり神議が行われるとされていて、
全国的には神様が出雲に出掛けていなくなることから神無月と呼ばれています。
そして出雲だけは、神様が集まってきているので「神在月」と呼ぶそうです。
なんだか神秘的ですよね。
そんなとても由緒正しい島根の出雲大社。どんなご利益があるのか、三が日の混雑具合はどうなのか。
行きたいなと思っている方は気になると思いますよね?
そこで今回は『出雲大社の初詣』の混雑情報や、ご利益など、さまざまな情報をお届けしたいと思います。
出雲大社 初詣の基本情報
◆参拝時間:
12月31日 6:30~終日
1月1日 ~20:00まで
1月2~5日 6:30~20:00
◆住所:島根県出雲市 大社町杵築東195
◆アクセス:
<電車>
・一畑電車大社線出雲大社前駅から徒歩7分
<車>
・山陰自動車道斐川ICから国道9号・県道28号を経由、国道431号を出雲大社方面へ車で20km
◆ご利益:縁結び、安産、商売繁盛、夫婦和合、交通安全
◆ご祭神:大国主大神
◆人出数:約60万人
出雲大社のご利益・パワースポットの情報、由来など
祭神である大国主大神は多くの女神と結婚し、子供をもうけたことで有名で
そのために出雲大社は縁結びのご利益があるとされています。
恋愛に関してだけでなく、人と人との縁を結ぶと言われていて、恋愛運だけでなく人との縁が必要になる仕事などの運も上がると言われています。
その他にも大国主大神が子宝に恵まれたことから安産のご利益や、
すでに結婚されているご夫婦の夫婦和合など、いろいろなご利益があるとされているのです。
そして出雲大社と言えば、大しめ縄が有名ですね!
大しめ縄があるのは神楽殿です。本殿にもあるのですが、有名なのはこの神楽殿のほう。
7年~8年に一度付け替えが行われていて、なんと手作りだという大しめ縄。
これは神様の領域と人間の領域を分ける意味があるのだそう。
神聖な場所との境目なので、出雲大社に行かれた際はぜひ見てみたいポイントですね。
こちらは大遷宮前の出雲大社の初詣。
大しめ縄は大迫力ですね!
出雲大社 初詣の混雑情報
基本的に境内が広いので、そんなに窮屈な混雑はありません。
混むのは三が日のお昼間。
朝8時頃までの参拝か、16時以降の参拝が比較的人は少ないでしょう。
年明け前後の時間や、1日の9時から16時
2日3日の10時から16時は交通規制がかかります。
車でお越しの方は、その時間は避けるのがオススメです。
出雲大社 周辺のおすすめスポット3選
①島根県立古代出雲歴史博物館
住所:島根県出雲市大社町杵築東99番地4
オススメポイント:
古代史がよくわかる、さまざまな展示があります。
出雲大社境内から2000年に発見された、「宇豆柱(うづばしら)」なども展示されていて、出雲大社への参拝の前後で訪れるにはぴったりの場所ですね。
年末年始も開館していますので、初詣のついでに寄られてみては?
②福乃和
住所:島根県出雲市大社町杵築南837-2
オススメポイント:
出雲大社のそばにある、ふぐの海産物専門店です。
ふぐは福をもたらす縁起のよい魚とされています。出雲大社のお参りの際におみやげ物を
探される方はぜひこちらにも寄ってみてください!
たい焼きをフグの形にした可愛い「おふく焼き」も売っています!
③稲佐の浜
住所:島根県出雲市大社町杵築北2844-73
オススメポイント:
せっかく出雲大社に行くなら、こちらにも足を延ばしてほしいのが稲佐の浜。
こちらも大国主大神の国譲りに関する逸話のある場所です。
この浜は、旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜であり、とても神秘的なところです。
さいごに
縁結びで有名な出雲大社の初詣について、色々ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
全国でも有数のパワースポットでもありますし、出雲大社に参って「結婚が決まった」なんて方も多くいます。
素敵な縁を望まれる方は、初詣に出雲大社を選ばれてみてはいかがでしょうか。
神の国、神話の国の神秘的なパワーで素敵な一年になること間違いなしです!