滋賀県の桜まつりといえば「彦根城 桜まつり2022」が毎年人気です。
いわずと知れた名城「彦根城」ではおよそ1,100本のソメイヨシノが咲き誇ります。夜にはライトアップされ、とても綺麗ですよ。有名なゆるキャラ「ひこにゃん」にも会えるということで、毎年たくさんの人が訪れます。
屋形船が運行しているのも魅力のひとつです。桜の時期は夜も運行しているので、夜桜を心行くまで堪能できて、とても贅沢ですね。
ほかにも名産品・特産品の販売など見どころがたくさんありますので、さっそく詳しい情報など紹介していきますね。
目次
彦根城桜まつり2022の基本情報
◆開催期間:2022年3月下旬〜4月中旬
◆場所:滋賀県彦根市金亀町1-1
◆アクセス:
電車
→JR琵琶湖線「彦根駅」より徒歩15分
車
→(名神高速道路彦根ICより)国道306号を経由で彦根城方面へ約3km
◆本数:約1100本(ソメイヨシノ)
◆有料駐車場(1日400円/8:30~18:00)
- 「二の丸」駐車場…40台
- 「京橋口」駐車場…160台
- 「桜場」駐車場…100台
- 「大手前」駐車場…25台
◆臨時駐車場
桜まつり期間中は1000台収容可能な臨時駐車場を開設予定
◆入場料
彦根城と玄宮園の入場料はそれぞれ「大人800円」「小中学生200円」です
◆問い合わせ先:公益社団法人 彦根観光協会
TEL:0749-23-0001
彦根城桜まつりの見頃時期、開花状況
3月初旬で1~2分、上旬に3分咲き。3月中旬で5~8分咲き、3月下旬~4月上旬にかけていよいよ満開となり見頃のピークを迎えます。4月5日前後が満開のピークなので、3月下旬~4月上旬が絶好のお花見日和でしょう。
桜の状況は「彦根観光協会」に問い合わせると教えてもらえますよ。 ☎0749-23-0001
彦根城桜まつりの見どころ
「屋形船」から眺める桜は最高、夜桜もゆっくりと堪能できる
江戸時代には、城内を船が行きかいお米などの物資が運ばれていました。今ある屋形船はその当時の船を忠実に再現したものになります。古い写真や絵図面などもとにつくられたそうですよ。そうやってつくられた屋形船は見どころのひとつですね。
また、彦根藩である井伊家は琵琶湖の支配を任されていたので、このお堀は琵琶湖の水を引き入れたものなんだそうですよ。
2020年は3月20日~屋形船が毎日運航されます。桜まつりの時期は夜も運行するので、夜桜もゆっくりと楽しめるのでオススメです。
屋形船なら雨が降っても城内を巡ることができますし、足腰が弱い方でも楽しめるのもいいですね。
1時間おきに運行していて、1ヶ月前から予約できますよ。
大人気「ひこにゃん」が毎日登場!
滋賀県のゆるキャラ「ひこにゃん」にも会うことができます。1日3回のスケジュールで毎日登場してくれます。ひこにゃんは地元では大変人気で、たくさんの人が会いに来るようです。お子さま連れにも喜ばれますね。
場所は彦根城天守前、四番町スクエア四番町ダイニング、彦根城博物館(冠木門)の3ヵ所ですが、雨天時には場所が変更されたりするので注意が必要です。
彦根城で「ひこにゃん」に会いたいときは、スケジュールを確認しておくといいですね。スケジュールは、ひこにゃん公式サイトで発表されていますよ。https://hikone-hikonyan.jp/schedule/#201912
「時報鐘」の音色が美しい名城
彦根城は国宝に認定されている名城であり、井伊家の居城でした。20年という長い年月をかけてつくられたそうですよ。安土桃山時代から残る門などは重要文化財として指定されています。
中でも「時報鐘」は「日本の音風景百選」に選ばれたことがあるほど美しい音色なんです。しかもこの鐘、江戸時代からそのまま使われ続けているんですよ!現役とは驚きです。
ぜひ、その美しい音色を聴いてみてください。当時の人たちも耳にしていた音色だと思うと何だか不思議な感じがしてしまいますね。
そんな歴史の詰まった名城は、歴史散策にも最高のスポットです。
周辺観光なら「人力車」もオススメ
人力車ってあまり乗る機会がないですが、ここでは乗ることができます。周辺観光に利用してみるのもいいですね。10分間のちょいのりコースなら、1人1,000円で利用できますよ。
ほかに彦根散策コースだと、30分/4千円、40分/6千円、1時間/1万円となっています。俥夫さんは彦根の観光情報にも詳しいので、いろいろ聞いてみてはいかがでしょうか。人力車は「彦根城表門橋」を拠点にしているので、ぜひ見つけて乗ってみてください。
周辺を走っている人力車は、「ひこね亀樂車(ひこねきらくしゃ)」というところです。
詳しい情報はこちらです→ http://hikonekirakusya.com/index.php
彦根城桜まつりの混雑状況
毎年とても混雑し、この混雑にともない渋滞が発生します。
会場周辺には駐車場がたくさんありますが、桜まつり期間中はどの駐車場もすぐ満車になってしまいます。土日になると、高速のインターチェンジの下り口からすでに渋滞しているので公共交通機関の利用がオススメです。
混雑を避けたいなら朝の9:00~10:00頃がよいです。ただ、土日はに10:00頃から渋滞が発生することもあります。
例年交通規制があり、馬屋の北側交差点~黒門前は9:00~22:00、いろは松~彦根東高校前は9:00~18:00となります。
彦根城桜まつり周辺のオススメスポット5選
1.彦根城博物館
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
オススメポイント:美術工芸品や工芸品が約4万5000点、彦根や彦根藩に関する資料も展示されています。能舞台では毎年「彦根城能」や「狂言の集い」が開催されています。
2.玄宮園(げんきゅうえん)
住所:滋賀県彦根市金亀町3
オススメポイント:江戸時代に、中国の名園を参考につくられた美しい庭園です。鳳翔台でお茶を飲みながらの景色は格別です。お茶は一服500円で、のんびり過ごせますよ。
3.埋木舎(うもれぎのや)
住所:滋賀県彦根市尾末町1-11
オススメポイント:井伊直弼が17~32歳まで過ごしたといわれています。建物の名前は井伊直弼が詠んだ「世の中をよそに見つつも埋もれ木の埋もれておらむ心なき身は」いう和歌にちなんでつけられました。御朱印をもらえますので、訪れた際にはぜひ。
4.スミス記念堂
住所:滋賀県彦根市本町3
オススメポイント:パーシー・アルメリン・スミス氏が建てた和風礼拝堂で、十字架や松竹梅の文様が彫られています。
5.俳遊館(はいゆうかん)
住所: 滋賀県彦根市金亀町1-1
オススメポイント:大正13年に建てられた信用金庫を利用した資料館です。館内では、句碑や民話、芸能など俳句に関する映像・展示などで、彦根の歴史や観光ポイントなどを紹介しています。
彦根城桜まつりのお役立ち情報
グルメ情報
城内の金亀児童公園のテントで、「ご城下にぎわい市」が開催されています。
近江牛・和菓子・漬物・地酒などの特産品や、お花見弁当も売られいるので買い出しに困ることはありませんね。ひこにゃんグッズも販売しているのでお土産もゲットできます。
<ご城下にぎわい市>
- 開催日時:5月2日(土)~5月4日(月・祝) 9:30~17:00
- 開催場所:城内 金亀児童公園 特設テント ※「井伊大老像」の横
そのほか、彦根城周辺の歩道には、出店も並んでいますよ。
「ひこにゃん」スケジュール情報
ひこにゃんは毎日登場します。ひこにゃんの登場スケジュールは以下の通りです。
- 10:30~11:00 「彦根城天守前」 →天候不良の場合「彦根城博物館(冠木門)」へ変更
- 13:00~13:30 「四番町スクエア 四番町ダイニング」
- 15:00~15:30 「彦根城博物館(冠木門)」
天候や状況に応じて変更になる可能性もあるため「本日のひこにゃん」は必ずチェックしてくださいね。
「屋形船」に関する情報
<運行スケジュール>
3/20から毎日定期便の運航。朝の10:00から1時間おきに運行予定です。
さくら祭り期間は、臨時便も運行予定で、夜のライトアップを堪能できる「夜便(土日限定)」や、宴会には「貸切便(1時間30分)」も予約できます。
<ご予約>
乗船の1ヶ月前から予約できます
・ご予約・問合せ
☎ 080-1461-4123
<料金>
さくら祭り期間は、昼の定期便、夜のライトアップ便ともに「大人1500円」、「子供700円」です。
※通常は大人1300円、子供600円
詳しくは、こちらでも確認できます https://yakatabune.info/
「人力車」情報
ひこね亀樂車(ひこねきらくしゃ)http://hikonekirakusya.com/index.php
「彦根城表門橋」を拠点にしるので、見つけたら気軽に声をかえてみてください。
<料金・コース>
- 10分間のちょいのりコース(1人:1,000円)
- 彦根散策コース
30分(1人:4,000円)、40分(1人:6,000円)、1時間:(1人:1万円)
ライトアップ情報
彦根城桜まつり期間中、内堀沿いをライトアップされ、30本の「ぼんぼり」が飾られます。
城内への入場はできませんのでご注意ください。
<期間>
・3月28日~4月16日 ※桜の状況によって変動します
<点灯時間>
・18:00~21:00
<場所>
彦根城内 内堀沿い 「大手橋」・「京橋口」
料金<彦根城・玄宮園入場券>
- 大人 800円
- 小中学生 200円
トイレ情報
4ヶ所あります
禁止事項
夜間は城内への立ち入りは出来ません
さいごに
彦根城桜まつりについておさらいをしたいと思います。
2021年の「彦根城桜まつり」は3月28日~4月16日(木)まで開催予定で、会場まではJR琵琶湖線「彦根駅」より徒歩15分。ライトアップは城内の内堀「大手橋」「京橋口」で18:00~21:00予定です。
会場周辺の駐車場はすぐ満車になり、期間中は臨時駐車場も開設予定です。土日は高速のインターチェンジの下り口からすでに渋滞するので、公共交通機関の利用が無難でしょう。
交通規制の場所は2ヶ所で、馬屋の北側交差点~黒門前は9:00~22:00、いろは松~彦根東高校前は9:00~18:00となります。
見どころは屋形船で夜も運行、ゆるキャラの「ひこにゃん」も毎日登場します。「時報鐘」の美しい音色もオススメです。人力車が走っているので周辺観光も楽しみですね。
いかがでしたか?
彦根桜まつりは歴史好きからお子さんまで幅広く楽しむことができそうですね。車だと渋滞に巻き込まれてしまうようなので、駅からのんびり歩いて向かうのもよいかもしれませんね。