「さくら名所100選」にも選ばれている芦野公園の「金木桜まつり2022」。
園内の中を鉄道が横断するという全国でも珍しい公園です。満開時になると芦野公園駅付近の線路を覆うように桜のトンネルが広がり、その下をくぐる津軽鉄道との景観はここでしか見ることのできないものです。
また期間中は、津軽三味線をはじめ、各種ステージイベントの無料観覧ができるほか、ライトアップや花火大会なども行われます。
今回は知る人ぞ知る、「金木桜まつり2022」をご案内いたします。
目次
金木桜まつり2022の基本情報
◆開催期間:2022年4月下旬〜5月上旬
◆場所:〒037-0202 青森県五所川原市金木町芦野(芦野公園)
◆本数:ソメイヨシノを中心に里桜など約1,500本
◆出店:約100店
◆所要時間:一周約1時間半
◆ライトアップ:有(ボンボリ点灯)
点灯時間 17時~21時
◆有料区域:全域無料
◆アクセス:
徒歩→津軽鉄道「芦野公園駅」下車すぐ
※JR五所川原駅にて津軽鉄道に乗換
バス→JR五所川原駅からバスで約30分(弘南バス)
お車→津軽道五所川原北ICから約20分
◆駐車場:芦野公園駐車場
利用料金:1回 800円(普通車)/ 1,500円(中型)/ 2,500円(大型)
収容台数:600台
営業時間:24時間 ※変動あり
◆問い合わせ先:金木商工会 TEL 0173-52-2611
◆禁止事項:
・指定喫煙場所以外は園内禁煙
・キャンプスペース以外は焚火およびコンロなど火気厳禁
・園内の車両乗り入れ禁止
金木桜まつりの見頃時期、開花状況
まだ最新の開花予報は発表されていませんが、例年4月下旬には満開を迎えています。
満開を過ぎ散りはじめの5月に入ると、津軽鉄道がはしる桜のトンネルが見ごろとなります。
金木桜まつりの見どころ
金木桜まつりで外せないのは、やはり走れメロス号!
桜のトンネルを走り抜けられるのはこの時期だけです。
走れメロスの作者、太宰治が幼少期によく遊びよく学んだところと言われる芦野公園。
太宰が歩いた遊歩道や文学碑もあり、お花見だけではなく公園散策では太宰の足跡を辿ることもできます。
小さなお子様連れにもこんな見どころが!
園内にある「県立自然公園 芦野児童動物園」
うさぎやポニーなどの他、なんとヒグマも飼育されています。エサやり体験もあり、エサを求める姿は微笑ましかったりします。
園内には藤枝ため池を湛え、大きな吊り橋を渡った先にはオートキャンプサイトも広がっています。花見だけではなく、湖畔でのキャンプを楽しむのもいいですね!
金木桜まつりの混雑状況
期間中は、約30万人の観光客が訪れます。
周辺道路は混雑してしまうので、桜のトンネルを満喫するのも兼ねて、五所川原駅からの津軽鉄道での来園がオススメです。
金木桜まつり周辺のオススメスポット3選
1.太宰治記念館「斜陽館」
住所:〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山412−1
TEL 0173-53-2020
オススメポイント:太宰治記念館 「斜陽館」は、青森県五所川原市にある小説家太宰治の
生家です。太宰好きなら絶対に足を運んでおきたい聖地!初期作品原稿など貴重
な品の数々に時間を忘れてしまいます。
2.津軽三味線会館
住所:〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山189−3
TEL 0173-54-1616
オススメポイント:津軽三味線発祥の地である金木町の歴史・郷土芸能の資料展示のほか、津軽三味線奏者による迫力ある生の演奏とともに津軽を満喫できます。
3.金木観光物産館「マディニー」
住所:〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山195−2
TEL 0173-54-1155
オススメポイント:さまざまなお土産もさるものながら、物産館内にある“太宰らうめんと郷土料理「はな」”にある太宰丼と青森シャモロック親子丼は必食の美味しさです!
ここもオススメ
芦野公園花火大会
期間中には、金木桜まつり花火大会も例年実施されており、桜と花火の大輪のコントラストを楽しむことができます。
広い園内の色々な場所から見ることができるので、混雑を気にすることがないのも嬉しいですね。
※実施に関する問い合わせは金木商工会(0173-52-2611)
さいごに
大きな湖やオートキャンプサイトもある自然と目いっぱい戯れることのできる芦野公園ですが、桜まつりや花火大会、動物園や遊具広場にイベントステージなど、多くの人々を魅了し惹きつけるアクティビティが満載です。
夏には五所川原立佞武多が有名なエリアですが、今度のGWにはぜひ「芦野公園」まで足を運んでみてください!